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日系ビジネス 田村耕太郎の「経世済民見聞録」

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民主党に期待する点

2010.02.09

[コラム]

百聞は一見にしかずであるので、民主党についてもしっかり中に入って確かめたいことがある。私は主に二つの点で民主党に期待している。

1・族議員がいないところ
2・重心がはっきりしているところ

1・族議員がいない。
自民党に入ってびっくりしたのは、族議員の存在だ。各省庁の番人のような方がずらっといた。国民目線で、予算・税制・規制緩和・新政策等々提案するたびに、立ちはだかるのは、この族議員たち。当時の野党よりずっと手ごわかった。役所から情報も理論武装もたっぷりもらっているので、手ごわい。もちろん、その豊富な知識と経験で、われわれの拙速な改革に対して建設的な反論もいただいたこともあるので、党内議論が活性化された利点はある。しかし、残念ながらその多くは役所の権益や天下り先確保であった。民主党は自民党の利権を攻撃してきてきたし、政権をとって間もないこともあり、省庁の権益を擁護する族議員がいない。これは新たな政策立案にとってとても有利である。

2・重心がはっきりしている
良くも悪くも権力の中心がはっきりしているところは、これからのさらなる大激動の時代に、迅速な決断や政策変更ができる可能性がある。自民党時代は、政策によって、誰が意思決定権者なのか、多数多層にわたり、苦労した。まあそれだけ民主的なわけだが、根回しと説明に時間がかかるし、党内にいても、誰がどうこの政策に影響を与えているのか把握が難しかった。民主党が言われているほど独裁的な組織なのか、入ってみないとわからないが、迅速な意思決定ができるとしたら、それは魅力だ。その中心から「どんどん議論して政策をよりよい方向へ変えてくれ」と言質をもらっていることも魅力だ。まあこの点どこまで本当にそうなのか、やってみないとわからないが・・・

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