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離党声明

2009.12.18

[コラム]

私、田村耕太郎は、志を立て、真の「経世済民」を実現すべく自らの信念に従って行動を起こすため、ここに自由民主党を離党いたします。

私は、日本の経済・財政に残された時間はそう長くはない、待ったなしであるという強い危機感から、志を持つ仲間や心ある人々とともに、国家国民のため、日本が再び力強く発展する流れを作っていく行動を起こしていきたいと思います。「経世済民」とは、世の中を治め、人民の苦しみを救うことを意味し「経済」の語源です。まず、経済が立ち直らなければ、世の中が平和に治まり、民衆が救われることもありません。大胆かつ果敢な経済政策を実現することに力を注ぎます。

11月下旬、ロシア与党の党大会において、プーチン党首およびメドベーチェフ大統領が「政治は国民のためにある。政党は道具に過ぎず、国民の期待に応えるため、常に自己改革できないのなら、存在意義はない」と演説されました。日本の国会議員として唯一、現場でこの演説を聞く機会に恵まれ大いに感銘を受けました。今こそ、政党のための政治ではなく、国民のための政治こそ求められているのだと痛感いたしました。

私は、もともと無所属で選挙に挑戦し続け、当選して自民党に入党いたしました。活躍の場をいただいてきたことには心から感謝しております。しかし、今の自民党は、私の理想とするところとあまりにもかけ離れ、時代の大転換の時に変わろうとしない党のやり方には従うことができません。

私を支持していただいている鳥取県の党員の皆様には、誠に申し訳ない気持ちで一杯ですが、県連の中にも色々な考えをお持ちの方があり、一丸となって一緒に戦うことができません。殊に思いを同じくしていると信じていた県連青年部が、私がブログで書いたことに対し文書で謝罪を求めてきた事は、失望と義憤をぬぐうことができません。もはや一緒に戦うことはできないと判断いたしました。ここに原点に帰り、私を信頼して下さる人々とともに、無所属で次の選挙を戦う覚悟です。


日本は税収も株価も不動産価格も20年以上も前の水準に停滞しております。失われた十年とよく言われますが、それどころか失われた25年になろうとしております。日本経済は15年間ゼロ成長。その間に世界経済は先進国から新興国まで倍以上に拡大しており、GDPの世界シェアは19%近くあった94年から7%に落ち込んでおります。

日本は日本だけで成り立っているわけではありません。エネルギーも食糧も安全保障も世界各国との関係の中で成り立っており、それぞれが自国の国益のために必死に戦っている状況です。特に世界の金融危機の中で、その対応を間違えば、日本の富と繁栄は一瞬のうちに崩壊へと追いやられてしまう緊急の事態です。

ところが、現状の政治は、国内情勢にばかり注視し、二大政党や連立政権がお互いの内輪の事情で足を引っ張り合い、縮小する経済の分配の議論だけに陥っております。今こそグローバルな視座を持つ政治が、ビジョンを掲げそれにいたる戦略を明らかにし、国民一丸となって懸命に努力するしかありません。

まったなしの状況で、私は、思いを同じくする人々とともに、初心に帰って、より多くの人々のために貢献できるよう、活動をいたします。自由な身になって今後自分のやるべきことを考えるため、自由民主党を離党いたします。

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