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地方分権推進委員会第一回会合
2007.04.02
[フォトレポート]
地方分権推進委員会会合
2007.04.02
深夜便で朝7時前に成田に到着。バンコクからの深夜便は到着日の朝から仕事ができるので無駄がないが、飛行時間が5時間半という中途半端なもの。離着陸前の準備やサービス等のため、寝つきのいい私でも二時間も眠れなかった。機内映画が充実していたせいもある。
朝一番で政務官室へ。今日は新入庁員への訓示。今年の新入庁員は総勢39名。警察、公取と並んで番人型の官庁なので、他省庁に比べ採用人員には配慮を受けている。
まず皆の自己紹介を聞かせてもらう。「国に奉仕したい」という高い志の持ち主ばかり。昨今は公務員性悪説が幅をきかせているが、そうでない人の方が大幅に多いと思う。
「金融庁は他省庁に入った若い方々からも羨望のまなざしで見られている素晴らしい職場です。どんどん進化する現場で仕事できるなんて素晴らしいことです。世界に冠たる東京の金融市場を作っていく夢のある仕事もあります。今の高い志と素直な初心を忘れずに頑張ってください。一緒に頑張りましょう!」
と挨拶させてもらう。
その後、事務整理。
夕方は官邸へ。地方分権推進委員会の第一回会合。いよいよ地方分権改革の総仕上げが始まる。官邸玄関で敬愛する菅総務大臣・内閣府特命(地方分権)担当大臣と遭遇。ガッチリ握手。「いよいよですね」とエールを送る。いつもにも増して気合の入った表情。
私は菅大臣が大好きである。今の政界には数少ない政治家の鑑のような人物である。信念があり、信念を貫き通すためには何も恐れず常に堂々とされている。それでいて面倒見が最高にいい。一緒に仕事をさせてもらえるなんて夢のようである。
全員が揃ったところで総理入室。皆で立礼で迎える。総理は少し照れくさそうながらも、さわやかな笑顔で応えていただく。
総理から「国と地方の役割分担を自分がリーダーシップをとってやる」「地方の活力なくして国の活力はない」と力強いあいさつ。皆の気合が入る。
菅大臣も「地方分権は安倍政権の最重要課題である」「国と地方の役割分担を明快に整理し、権限・財源を地方にできるだけゆだねる」との気合に溢れた挨拶。皆の気持ちがさらに高まる。
経済財政諮問会議民間議員でもある丹羽伊藤忠商事会長が委員長に選任される。「自治体が自立心を持てる、元気とやる気が出る分権を目指そう」という猪瀬委員を始めとし、地方分権に確固たる持論をもった方ばかり。
小早川東大教授は諸井委員長時代の第一次地方分権改革委で参与をつとめられた方。「日本に民主主義を根付かせるためにも分権が必要」と熱く語られる。一橋大学の井伊雅子教授は、「地方がもっと選択の自由を持つための改革を」と訴えられる。井伊先生からはファッションを褒めていただく。神奈川県開成町の露木町長は「戦後体制の改革ではなく明治以来の大改革を目指そう」とやる気一杯。増田岩手県知事も「財政再建のためではなく、首長のためでもない、住民の豊かさのために改革をやろう。地方自治体も中央政府も両方知っているのでそこを活かしたい」と宣言。佐賀県多久市の横尾市長は「日本国憲法を英語で読むと首長はCEO(最高経営執行者)と書かれている。地方自治体が経営感覚をもっと持つべき時代だ。基礎的自治体が豊かさを取り戻すために“改革”というより“創造”をやろう」と主張。
丹羽さんが「政務官も何か発言されますか?」と振ってくださる。「自立を目指してきた鳥取県の選出です。自立と経営という観点で分権問題に取り組んで行きたいです。国と地方の役割分担の明確化から全てが始まると思います。渡辺大臣のはからいで道州制ビジョン懇談会にも出ていますので、この委員会との連携役をうまくつとめたいです」と慌ててしゃべる。寝不足で頭の回転が悪く、気の利いたことがいえなかった。次回からはしっかり事前準備してこのワクワクする委員会にのぞみたい。
猪瀬さんが帰り際に「鳥取県には何度も行っているんだよ。片山知事とも交流があるし。鳥取市中心部の温泉旅館よかったよね」と声を掛けてくれる。猪瀬さんのような影響力のある方に地方の現場を是非もっと見てもらいたいと思い「是非また来てください!」と強引な勧誘をかける。また、井伊教授が、私のシンガポール時代の指導教官であるムキル・アッシャー教授と一緒にお仕事をされているというご縁も発見。
個性的で熱い人たちばかりで今から今後の委員会が楽しみでしょうがない。
金融庁に戻り、新入庁員懇親会へ。少し酒が入った後の自己紹介は皆の個性が現れておもしろい。採用担当者が優れているからだろうが、「ビシバシしごいてください」との頼もしい人材ばかり。希望とやる気に満ち溢れた若者との交流で、疲れ気味だった私もパワーを頂いた。地方分権推進委員会のメンバーと新入庁員に気合をいただいた一日だった。
金融庁新入職員に訓示
2007.04.02
[フォトレポート]
内閣府から官邸へ異動された松本さんと
2007.04.02
[フォトレポート]

